Azure Update サマリー - 2026/02/27
今回の更新件数: 8 件
概要: 今回の更新では、Azureのセキュリティとデータ管理に関する機能強化が中心です。ユーザー委任SASの使用制限や、Azure Monitorの安全なデータ取り込み、Azure SQLの更新がプレビューとして提供されます。また、Azure Database for PostgreSQLのプレミアムSSD v2に地理的冗長バックアップが追加され、Azure Premium SSD v2ディスクが新たな地域で利用可能になりました。一方、Windows Serverの年間チャネルがリタイアされます。
対象ブログ一覧
1. Azure Updates
Azure Updates
Title: Public Preview: Restrict usage of user delegation SAS to an Entra ID identity
Date: 2026年02月26日
Products: Azure Blob Storage
- 何が更新されたか: Azure Storageにおけるユーザー委任SASの強化されたセキュア認証が追加されました。
- 主な変更点や新機能: ユーザー委任SASがユーザーに紐づけられた形で利用可能になり、よりセキュアなトークンの作成が可能になりました。
- 影響を受ける対象: Azure Storageを利用する全てのユーザー。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Azure Storageにおいて、ユーザー委任SASとEntra IDを組み合わせた強化されたセキュア認証が追加されました。この新機能により、ユーザーは委任者に紐づけられたSASトークンを作成でき、委任者はEntra IDでの認証が必要です。このトークンは委任者に追跡可能で、最大7日間有効です。ユーザーに紐づけられたユーザー委任SASは、アカウントSASやサービスSASよりもセキュアで、意図したユーザーのみが使用できるように制限されます。この機能は追加コストなしで利用可能で、標準の読み書きトランザクションコストに基づいて課金されます。プレビューは全てのパブリックリージョンで利用可能です。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557694
Title: Public Preview: Secure ingestion and pod placement for Azure Monitor pipeline
Date: 2026年02月26日
Products: Azure Monitor
要約:
- 何が更新されたか: Azure Monitor パイプラインにおける複数の機能がパブリックプレビューで発表されました。
- 主な変更点や新機能: TLS/mTLS を用いた外部エンドポイントからのセキュアなインバウンド接続と、Kubernetes クラスター内でのポッド配置管理が可能になりました。
- 影響を受ける対象: Azure Monitor パイプラインを利用する企業や開発者。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Azure Monitor パイプラインにおける新機能がパブリックプレビューとして発表されました。これにより、企業は独自の証明書を使用して TLS および mTLS を設定し、セキュリティと規制要件を満たしながら既存の PKI インフラストラクチャと統合することができます。具体的には、TCP ベースのレシーバーに対してクライアントとサーバーの認証を行うための mTLS 設定や、サーバー証明書とクライアント CA 証明書を用いた TLS 設定が可能です。また、Azure Monitor パイプラインは Kubernetes クラスター内でのポッド配置を管理するためのネイティブコントロールを提供し、特定のノードをターゲットにしたり、リソース競合を防ぐためのインスタンス分布の制御、高スケール展開のための分離ポリシーの適用が可能です。これにより、企業はより柔軟で安全なモニタリング環境を構築できます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=552808
Title: Generally Available: Azure SQL updates for late-February 2026
Date: 2026年02月25日
Products: Azure SQL Database
- 何が更新されたか: Azure SQL に関するアップデートと機能強化が行われました。
- 主な変更点や新機能: Visual Studio Code の MSSQL 拡張機能にデータベースオブジェクト検索機能が追加されました。
- 影響を受ける対象: Visual Studio Code を使用している Azure SQL ユーザー。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
2026年2月下旬に、Azure SQL に対していくつかのアップデートと機能強化が行われました。Visual Studio Code の MSSQL 拡張機能に新たにデータベースオブジェクトを検索する機能が追加され、SQL データベース内のテーブル、ビュー、関数、プロシージャを瞬時に見つけることができるようになりました。この機能は、スクリプトオプションを完全にサポートしており、開発者が効率的に作業を進めるのに役立ちます。また、Azure Data Studio から MSSQL 拡張機能への設定やキーボードショートカットのインポートも可能になり、ユーザーの利便性が向上しました。これらの機能は、Visual Studio Code を利用する Azure SQL ユーザーにとって非常に有用です。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557517
Title: Public Preview: Azure SQL updates for late-February 2026
Date: 2026年02月25日
Products: Azure SQL Database
要約:
- 何が更新されたか: Azure SQL において、データベース管理機能が強化されました。
- 主な変更点や新機能: データベースの名前変更や削除がダイアログから直接可能になり、Visual Studio Code の MSSQL 拡張機能でフラットファイルのインポートが可能になりました。
- 影響を受ける対象: Azure SQL を利用している開発者やデータベース管理者。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
2026年2月下旬に、Azure SQL に対していくつかのアップデートと機能強化が行われました。これにより、データベースの名前変更や削除といった管理操作をダイアログから直接行えるようになりました。また、Visual Studio Code の MSSQL 拡張機能を使用して、フラットファイルをデータベースにインポートすることが可能になりました。さらに、データベースバックアップのダイアログでは、バックアップの種類や保存先、圧縮、暗号化などの高度な設定オプションが提供されるようになりました。これらの機能強化により、開発者やデータベース管理者はより効率的に作業を進めることができます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557522
Title: Public Preview: Geo‑redundant backups for Premium SSD v2 in Azure Database for PostgreSQL
Date: 2026年02月25日
Products: Azure Database for PostgreSQL
- 何が更新されたか: Azure Database for PostgreSQLでPremium SSD v2ディスクを使用したジオ冗長バックアップが設定可能になりました。
- 主な変更点や新機能: 自動バックアップがペアとなるAzureリージョンに安全に保存され、障害発生時に別リージョンでの復元が可能になりました。
- 影響を受ける対象: 規制された業務や顧客向けアプリケーションを運用するユーザー。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Azure Database for PostgreSQLにおいて、Premium SSD v2ディスクを使用したジオ冗長バックアップの設定が可能になりました。これにより、ミッションクリティカルなワークロードに対する災害復旧の層が追加されます。このアップデートにより、自動バックアップがペアとなるAzureリージョンに安全に保存され、障害発生時には別のリージョンで柔軟なサーバー復元が可能です。特に、規制された業務や顧客向けアプリケーションを運用する場合、単一リージョンを超えた強力なレジリエンスとデータ保護が求められるため、この機能は非常に価値があります。ジオ冗長バックアップとPremium SSD v2ディスクの性能とスケーラビリティを組み合わせることで、高スループットストレージと改善された復旧オプションを得ることができ、セカンダリリージョンでのスタンバイインフラの管理や運用が不要になります。このパブリックプレビューにより、SSD v2ディスクを使用したクロスリージョンのバックアップと復元シナリオを設定し検証することができ、本番導入前に高可用性とビジネス継続性の計画を立てることが可能です。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557532
Title: Retirement: Windows Server Annual Channel (preview)
Date: 2026年02月23日
Products: Azure Kubernetes Service (AKS)
- 何が更新されたか: Windows Server Annual Channel (Preview) on AKS が2026年5月15日に廃止されます。
- 主な変更点や新機能: 長期サポートと安定性を提供する Long Term Servicing Channel (LTSC) への移行が推奨されます。
- 影響を受ける対象: Windows Server Annual Channel (Preview) を使用している AKS ユーザー。
- 注意点があれば記載: 2026年5月15日以降、新しいノードプールの作成やセキュリティパッチの提供が停止され、2027年5月15日には既存のノードイメージが削除されます。
詳細:
Windows Server Annual Channel (Preview) on AKS は2026年5月15日に廃止されるため、ユーザーはそれまでに Long Term Servicing Channel (LTSC) へ移行することが推奨されています。LTSC への移行により、より長いサポート期間と安定性が得られます。2026年5月15日までは、Windows Server Annual Channel (Preview) を引き続き使用できますが、その後は新しいノードイメージの作成やセキュリティパッチの提供が停止されます。さらに、2027年5月15日には既存のノードイメージが削除され、スケーリングやリメディエーション操作が失敗する可能性があります。ユーザーは移行ガイドに従って、LTSC への移行を完了する必要があります。技術的なサポートが必要な場合は、Microsoft Q&A や AKS GitHub で質問するか、サポートリクエストを作成してください。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557224
Title: Public Preview: WAF Insights for Application Gateway
Date: 2026年02月23日
Products: Application Gateway, Web Application Firewall
• 何が更新されたか: Azure Application Gateway WAF に WAF Insights のパブリックプレビューが追加されました。
• 主な変更点や新機能: WAF Insights により、ログとメトリックのインタラクティブなビューが提供され、攻撃パターンの分析や詳細情報へのアクセスが容易になりました。
• 影響を受ける対象: Azure Application Gateway WAF を利用しているユーザー。
• 注意点があれば記載: 特になし。
詳細:
Azure Application Gateway WAF に新たに追加された WAF Insights のパブリックプレビューが発表されました。この機能は、ログとメトリックをインタラクティブに表示することで、ブロックされたリクエストの迅速な調査や攻撃パターンの分析を可能にします。また、ルール ID やクライアント IP などの詳細情報へのアクセスが容易になり、フィルターやビジュアライゼーションの強化によりトラブルシューティングが効率化されます。これにより、誤検知の特定が容易になり、WAF の調整がスムーズに行えるようになります。Azure Application Gateway WAF を利用するユーザーにとって、セキュリティ管理がより効果的になることが期待されます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557416
Title: Generally Available: Azure Premium SSD v2 Disk is now available in Brazil Southeast, and in a third Availability Zone in Malaysia West and Indonesia Central
Date: 2026年02月20日
Products: Azure Disk Storage, Virtual Machines
• 何が更新されたか: Azure Premium SSD v2 がブラジル南東部、マレーシア西部、インドネシア中央のリージョンで利用可能になりました。
• 主な変更点や新機能: Azure Premium SSD v2 はサブミリ秒のレイテンシーと優れた価格性能を提供し、IO集約型ワークロードに適しています。
• 影響を受ける対象: SQL Server、Oracle、MariaDB、SAP、Cassandra、MongoDB、ビッグデータ/分析、ゲームなどのエンタープライズ生産シナリオを利用するユーザー。
• 注意点があれば記載: 希望するリージョンで Premium SSD v2 が利用できない場合は、アンケートを完了する必要があります。
詳細:
Azure Premium SSD v2 は、Azure 仮想マシン向けの次世代汎用ブロックストレージオプションであり、ブラジル南東部、マレーシア西部、インドネシア中央のリージョンで新たに利用可能になりました。このアップデートは、IO集約型ワークロードに対して低コストでサブミリ秒のレイテンシーと優れた価格性能を提供することを目的としています。Premium SSD v2 は、SQL Server、Oracle、MariaDB、SAP、Cassandra、MongoDB、ビッグデータ/分析、ゲームなどのエンタープライズ生産シナリオに適しており、仮想マシンやステートフルコンテナでの使用が可能です。希望するリージョンで利用できない場合は、アンケートを完了することで利用可能性を確認できます。関連する価格情報は Azure Disks の価格ページで確認できます。