Azure Update サマリー - 2026/07/10

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概要: 今回の更新では、Azureのさまざまなサービスにおける新機能と改善が発表されました。Azure Chaos Studioの管理がCLIから可能になり、Azure DatabricksでのGPT-5.6が一般提供されました。また、WAFの例外設定やログ分析データのエクスポート機能がプレビューとして追加されました。さらに、Azure Event Hubsのネットワークセキュリティと機密コンピューティングのサポートが強化され、Azure Red Hat OpenShiftがチリ中央で利用可能になりました。その他、Azure Blob StorageのSFTPアクセスやAzure Site Recoveryの改善も含まれています。

対象ブログ一覧
  1. Azure Updates

Azure Updates

1 プレビュー2026年07月09日

Public Preview: Manage Azure Chaos Studio from the Azure CLI

Products: Azure Chaos Studio

要約:

  • 何が更新されたか: Azure CLI で Azure Chaos Studio のレジリエンスシナリオを直接作成・実行できる新しい az chaos 拡張機能が追加されました。
  • 主な変更点や新機能: REST コールや JSON ファイルを手作業で組み立てる必要がなくなり、CLI コマンドで簡単にシナリオを設定・実行できます。
  • 影響を受ける対象: Azure Chaos Studio を利用する開発者や運用担当者。
  • 注意点があれば記載: 特になし

詳細:

Azure Chaos Studio の新しい az chaos 拡張機能により、Azure CLI から直接レジリエンスシナリオを作成・実行できるようになりました。このアップデートの目的は、REST コールや JSON ファイルを手作業で組み立てる手間を省き、より簡単にシナリオを設定・実行することです。az chaos setup コマンドを使用することで、ワークスペースの作成、権限の設定、リソースの発見、そして実行中の環境に合わせたシナリオの推奨が一度に行えます。さらに、シナリオの設定、検証、実行は、明確なコマンドで行うことができ、組み込みのヘルプ機能やタブ補完、出力形式の選択も可能です。この拡張機能は、Azure Chaos Studio を利用する開発者や運用担当者にとって、より効率的なレジリエンステストの実施を可能にします。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=567225

2 一般提供2026年07月09日

Generally Available: Open AI GPT-5.6 on Azure Databricks

Products: Azure Databricks

要約:

  • 何が更新されたか: Open AI GPT-5.6がAzure Databricksで利用可能になった。
  • 主な変更点や新機能: GPT-5.6をAzure DatabricksのModel Serving Endpointを通じて使用できるようになった。
  • 影響を受ける対象: Azure Databricksを利用する開発者やデータサイエンティスト。
  • 注意点があれば記載: 特になし

詳細:

Open AI GPT-5.6がAzure Databricksで利用可能になり、これによりユーザーはMicrosoft Foundryで購入したGPT-5.6をAzure DatabricksのModel Serving Endpointを通じて使用できるようになりました。この統合により、FoundryとAzure Databricksを横断して、データの文脈においてAIアプリケーションを安全に構築、展開、管理することが可能です。また、Unity AI Gatewayを通じてガバナンスを強化することもできます。このアップデートは、AIアプリケーションの開発とデプロイメントをより効率的かつ安全に行いたい開発者やデータサイエンティストにとって有用です。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=567431

3 プレビュー2026年07月07日

Public Preview: Exceptions in WAF for Azure Application Gateway and Azure Front Door

Products: Application Gateway, Azure Front Door, Web Application Firewall

• 何が更新されたか: Azure Web Application Firewall (WAF) において、特定のリクエストをルールやルールグループ、管理ルールセットレベルで検査をバイパスする例外設定が可能になりました。

• 主な変更点や新機能: リクエストURI、リモートIPアドレス、リクエストヘッダー名と値を使用して、WAFの例外を設定できるようになりました。

• 影響を受ける対象: Azure Web Application Firewall (WAF) を利用しているユーザーや組織。

• 注意点があれば記載: 特になし

詳細:

Azure Web Application Firewall (WAF) は、ウェブアプリケーションを一般的な脅威や攻撃から保護するためのサービスです。しかし、場合によっては安全で予期されたリクエストがブロックされることがあります。既存の除外設定は、特定のリクエスト属性をWAFの評価から除外することで、誤検知を減らすのに役立ちます。今回のアップデートでは、特定のリクエストをルール、ルールグループ、または管理ルールセットレベルでWAFの検査をバイパスする例外を設定できるようになりました。これにより、リクエストURI、リモートIPアドレス、リクエストヘッダー名と値を使用して、WAFポリシーをより正確に調整しつつ、他の保護機能を維持することが可能になります。例外の設定は、AzureポータルでWAFポリシーに移動し、管理ルールを選択して例外を追加することで行います。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=567218

4 プレビュー2026年07月07日

Public Preview: Azure Chaos Studio Workspaces and Scenarios

Products: Azure Chaos Studio

要約:

  • 何が更新されたか: Azure Chaos StudioがWorkspacesとScenariosをサポートするようになりました。
  • 主な変更点や新機能: アプリケーション中心の方法で実際の障害時のワークロードの耐性を検証する機能が追加されました。
  • 影響を受ける対象: Azure Chaos Studioを利用する開発者や運用チーム。
  • 注意点があれば記載: 特になし

詳細:

Azure Chaos Studioのアップデートにより、WorkspacesとScenariosがサポートされ、アプリケーションのスコープに基づいてワークロードの耐性を迅速に検証できるようになりました。Workspaceをサブスクリプション、リソースグループ、またはサービスグループに設定すると、Chaos Studioが内部のリソースを自動的に検出し、実際の障害パターンを再現するための事前設定されたテストであるScenariosを推奨します。選択したScenarioに基づいて、Chaos Studioは適切な順序で障害を注入し、影響を受けたすべてのリソースにわたってシナリオレポートを生成します。この機能により、一般的な障害パターンのシミュレーションや、アプリケーションの変更に伴うテストの同期が可能となり、Azure RBACによって管理されるIDで影響範囲を制御できます。また、DORAなどのコンプライアンスフレームワークに対応したレポート生成もサポートされています。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=567184

5 プレビュー2026年07月07日

Public Preview: Export historical data from Log Analytics workspace with Export jobs

Products: Azure Monitor

要約:

  • 何が更新されたか: Log Analytics Exportジョブが、指定したクエリと期間に基づいてLog AnalyticsワークスペースからAzure Storageアカウントへ履歴データをエクスポートする機能を提供。
  • 主な変更点や新機能: 必要なデータのみを抽出し、外部システムでの処理や長期保存が可能に。
  • 影響を受ける対象: コンプライアンス、セキュリティ調査、分析、ビジネスインテリジェンス、データ移行を行うユーザー。
  • 注意点があれば記載: 特になし

詳細:

Log Analytics Exportジョブは、Log AnalyticsワークスペースからAzure Storageアカウントに履歴データをエクスポートする機能を提供します。これにより、必要なデータのみを抽出し、外部システムでのさらなる処理や長期保存が可能になります。主な活用シナリオとして、監査要求や法的保持、規制要件をサポートするためのデータエクスポート、セキュリティ調査のためのデータセット抽出、外部環境でのモデル構築やトレーニングに使用する高度な分析と機械学習、組織全体での報告と分析を可能にするビジネスインテリジェンス、他のプラットフォームや長期保存のためのデータ移行が挙げられます。関連するAzureサービスとの連携により、これらのシナリオでの活用が促進されます。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=566591

6 一般提供2026年07月07日

Generally Available: Network Security Perimeter support for Azure Event Hubs

Products: Event Hubs

  • 何が更新されたか: Azure Event Hubs がネットワークセキュリティ境界 (NSP) をサポートしました。
  • 主な変更点や新機能: パブリックネットワークアクセスを制御するための境界ベースのアクセスルールを定義できるようになりました。
  • 影響を受ける対象: Azure Event Hubs を利用する組織や開発者。
  • 注意点があれば記載: 特になし

詳細:

Azure Event Hubs がネットワークセキュリティ境界 (NSP) をサポートするようになり、PaaS リソースの論理的なネットワーク隔離境界を定義し、境界ベースのアクセスルールを通じてパブリックネットワークアクセスを制御できるようになりました。この機能により、Event Hubs の名前空間へのアクセスを制限し、中央集権的なセキュリティコントロールを使用して入出力接続を管理することで、データの流出リスクを軽減できます。既存のネットワークセキュリティ機能を補完し、Azure サービス全体で一貫したネットワーク隔離ポリシーを実装するのに役立ちます。この機能は、Azure Event Hubs において一般提供されています。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=567203

7 一般提供2026年07月07日

Generally Available: Confidential Computing support for Azure Event Hubs Dedicated

Products: Event Hubs

  • 何が更新されたか: Azure Event Hubs DedicatedがConfidential Computingをサポート
  • 主な変更点や新機能: ハードウェアベースの信頼実行環境を活用して、メモリ内で処理されるストリーミングデータを保護
  • 影響を受ける対象: 高度なセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス要件を持つ組織
  • 注意点があれば記載: 特になし

詳細:

Azure Event Hubs DedicatedがConfidential Computingをサポートするようになり、組織はメモリ内で処理されるストリーミングデータを保護できるようになりました。ハードウェアベースの信頼実行環境を活用することで、使用中のデータへの不正アクセスを含む、機密性の高いイベントストリーミングワークロードを保護します。この機能は、セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスの要件が高い組織向けに設計されており、データライフサイクル全体で機密性の高いストリーミングデータを追加保護しながら処理できます。Confidential Computingのサポートにより、専用のEvent Hubs環境のスケールとパフォーマンスの利点を維持しつつ、セキュリティ体制を強化することが可能です。この機能はAzure Event Hubs Dedicatedの顧客向けに提供されています。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=567212

8 一般提供2026年07月07日

Generally Available: Azure Red Hat OpenShift in Chile Central

Products: Azure Red Hat OpenShift

要約:

  • 何が更新されたか: Azure Red Hat OpenShift (ARO) が Azure Chile Central で一般提供開始。
  • 主な変更点や新機能: 南米での OpenShift デプロイメントの地域的な可用性が拡大。
  • 影響を受ける対象: 南米のユーザーやデータに近い場所でクラウドネイティブアプリケーションを運用する企業。
  • 注意点があれば記載: 特になし。

詳細:

Azure Red Hat OpenShift (ARO) が Azure Chile Central で一般提供されるようになり、南米全体での OpenShift デプロイメントの地域的な可用性が拡大しました。これにより、顧客はユーザーやデータに近い場所で完全に管理された OpenShift クラスターを運用でき、クラウドネイティブアプリケーションのパフォーマンス向上とレイテンシーの低減が期待できます。チリ中央地域は、複数の可用性ゾーンを備えており、ミッションクリティカルなアプリケーションを運用するための堅牢なプロダクショングレードのアーキテクチャをサポートします。ARO の可用性により、規制産業や国内インフラを必要とする企業にとって強力な基盤が提供され、AI 対応やデータ集約型のワークロードを含む現代的なアプリケーション開発パターンをサポートします。Azure ネイティブの統合とエンタープライズグレードのサポートを活用し、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境で一貫した OpenShift オペレーションを実現します。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=566732

9 一般提供2026年07月06日

Generally Available: Microsoft Entra ID-based access for Azure Blob Storage SFTP

Products: Azure Blob Storage

要約:

  • 何が更新されたか: Microsoft Entra IDを使用したAzure Blob Storage SFTPアクセスが全地域で一般提供開始。
  • 主な変更点や新機能: Entra IDを用いた認証で、ローカルSFTPユーザーの管理が不要に。
  • 影響を受ける対象: Azure Blob StorageをSFTPで利用する企業や外部パートナー。
  • 注意点があれば記載: 特になし

詳細:

Microsoft Entra IDを使用したAzure Blob StorageへのSFTPアクセスが全地域で一般提供されました。これにより、Entra External Identitiesを通じてゲストユーザーを含むEntra IDのアイデンティティを使用し、ローカルSFTPユーザーをプロビジョニングまたは管理することなく、安全に接続することが可能です。このアップデートは、ローカルSFTPユーザーとその資格情報の管理に伴う運用上の負担を軽減し、Entra ID認証、MFA、条件付きアクセスを通じてセキュリティを強化します。また、Entra External Identitiesを通じたパートナーやベンダーとの安全な外部コラボレーションを促進します。シングルサインオンや多要素認証、条件付きアクセスポリシー、統一されたアイデンティティライフサイクル管理が可能であり、Azure RBAC、ABAC、ACLとのネイティブな統合も実現されています。一般提供版では、ABACとStorage Blob Data Ownerの組み合わせによるタイムアウトの問題が解決され、より細かい条件付きアクセスを可能にするサブオペレーションのサポートが追加されました。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=567085

10 一般提供2026年07月06日

Generally Available: Support 5x churn in Azure Site Recovery

Products: Azure Site Recovery

要約:

  • 何が更新されたか: Azure Site Recovery が 1 VM あたり最大 500 MB/s のデータ変更をサポートするようになった。
  • 主な変更点や新機能: 高い IOPS を必要とするワークロードに対応可能になった。
  • 影響を受ける対象: データベースやビッグデータ、分析システムなどの高負荷アプリケーション。
  • 注意点があれば記載: 特になし

詳細:

Azure Site Recovery のアップデートにより、1 VM あたり最大 500 MB/s のデータ変更をサポートするようになりました。この大幅な強化により、顧客は高い IOPS を必要とするワークロードを安心して運用できるようになり、データベースやビッグデータ、分析システムなどの要求の厳しいアプリケーションに対しても強力な災害復旧を提供します。このアップデートは、Azure Site Recovery の信頼性とパフォーマンスを向上させ、より多くのシナリオでの活用を可能にします。特に注意すべき制限事項はありません。

URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=566966

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