Azure Update サマリー - 2026/03/27
今回の更新件数: 22 件
概要: 今回の更新では、Azure SQLやCosmos DB、Azure Kubernetes Service(AKS)、Azure Database for PostgreSQLなどのサービスに関する新機能や改善が発表されました。特に、Azure SQLの更新やCosmos DBのミラーリング、AKSのブルーグリーンデプロイメント、PostgreSQLの移行サービスの強化が注目されます。また、AIエージェントによるネットワークトラブルシューティングや、Azure Monitorの新機能も提供されています。一方で、Azure Sphereのサービス終了も発表されました。
対象ブログ一覧
1. Azure Updates
Azure Updates
Title: Generally Available: Azure SQL updates for late-March 2026
Date: 2026年03月26日
Products: Azure SQL Database
要約:
- 何が更新されたか: Azure SQLにおいて、SQLコード分析ルールの設定やFabric接続オプションの強化が行われました。
- 主な変更点や新機能: プロジェクトXMLを編集せずにSQLコード分析ルールを設定できるようになり、Fabricワークスペースやデータベースへの接続が容易になりました。
- 影響を受ける対象: Azure SQLを利用する開発者やデータベース管理者。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
2026年3月下旬に、Azure SQLに対していくつかの更新と機能強化が行われました。これにより、プロジェクトXMLを編集することなく、組み込みのSQLコード分析ルールとその重大度設定を構成できるようになりました。また、MSSQL拡張機能を使用してFabricワークスペースやデータベースに接続し、新しいデータベースを作成するためのFabric接続とプロビジョニングオプションが提供されました。さらに、MSSQL拡張機能を利用して、.dacpacおよび.bacpacファイルのインポートとエクスポートが可能になりました。これらの機能は、Azure SQLを利用する開発者やデータベース管理者にとって、作業効率を向上させるものです。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558879
Title: Generally Available: Cosmos DB Mirroring in Microsoft Fabric with private endpoints
Date: 2026年03月25日
Products: Azure Cosmos DB
要約:
- 何が更新されたか: Azure Cosmos DB Mirroring の Microsoft Fabric におけるプライベートエンドポイントサポートが一般提供されました。
- 主な変更点や新機能: 仮想ネットワーク制限の設定やプライベートエンドポイントの構成が可能になり、データをプライベートネットワーク内で保護できます。
- 影響を受ける対象: 規制産業や機密データを扱う組織。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Azure Cosmos DB Mirroring の Microsoft Fabric におけるプライベートエンドポイントサポートが一般提供され、運用データに対する強力な分析を実現しつつ、ネットワークセキュリティを強化することが可能になりました。これにより、仮想ネットワークの制限を設定し、プライベートエンドポイントを構成することで、データが Fabric ワークスペースにレプリケートされる際にプライベートネットワーク内で保護されます。Azure Cosmos DB のネットワークアクセス制御リスト機能を使用して、特定の Fabric ワークスペース ID を信頼できる接続として承認することができます。この機能は、ネットワークの分離が必要な規制産業や機密データを扱う組織にとって重要です。セキュリティチームは厳格なネットワーク管理を維持しつつ、安全な環境内でリアルタイムダッシュボードの構築、AI モデルのトレーニング、運用データの高度な分析を行うことができます。環境を構成するための PowerShell 自動化スクリプトはドキュメントからダウンロード可能です。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558836
Title: Public Preview: Blue-green agent pool upgrade in AKS
Date: 2026年03月25日
Products: Azure Kubernetes Service (AKS)
• 何が更新されたか: Blue-green agent pool upgradesが導入されました
• 主な変更点や新機能: 新しい設定で並行するノードプールを作成し、検証後にワークロードを移行できる機能
• 影響を受ける対象: クラスタのライフサイクル管理を行うユーザー
• 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
従来のインプレースノードプールのアップグレードは、実行中の環境に直接変更を加えるためリスクを伴っていました。新たに導入されたブルーグリーンエージェントプールのアップグレードでは、新しい設定で並行するノードプールを作成し、ワークロードを移行する前に検証を行うことができます。これにより、アップグレードのリスクが軽減され、より制御されたクラスタのライフサイクル管理が可能になります。この方法は、アップグレード後に問題が発生した場合の明確なロールバックパスも提供します。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557862
Title: Public Preview: Fabric Mirroring integration for Azure Database for MySQL
Date: 2026年03月25日
Products: Azure Database for MySQL
• 何が更新されたか: Azure Database for MySQL – Flexible ServerにおけるFabric Mirroringのパブリックプレビューが発表されました。
• 主な変更点や新機能: MySQLの運用データをMicrosoft Fabricにリアルタイムでレプリケートできるようになりました。
• 影響を受ける対象: Azure Database for MySQL – Flexible Serverを利用するユーザー。
• 注意点があれば記載: 特になし。
詳細:
Azure Database for MySQL – Flexible Serverにおいて、Fabric Mirroringのパブリックプレビューが開始されました。この機能により、ETLパイプラインを構築・維持することなく、MySQLの運用データをMicrosoft Fabricにリアルタイムでレプリケートすることが可能になります。レプリケートされたデータはOneLakeにDelta Parquet形式で保存され、Fabricの様々な分析機能で即座に利用可能です。このアップデートは、データ分析の効率を向上させ、より迅速な意思決定を支援することを目的としています。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558841
Title: Public Preview: Azure SQL Managed Instance change event streaming
Date: 2026年03月25日
Products: Azure SQL Database, Azure SQL Managed Instance
- 何が更新されたか: Azure SQL Managed Instance から Azure Event Hubs への行レベルデータ変更のストリーミングが可能になりました。
- 主な変更点や新機能: 変更イベントストリーミング(CES)により、リアルタイムでのデータ統合が簡素化されました。
- 影響を受ける対象: Azure SQL Managed Instance を使用しているユーザー。
- 注意点があれば記載: 特になし。
詳細:
Azure SQL Managed Instance から Azure Event Hubs への行レベルデータ変更のストリーミングが可能になり、これによりデータの挿入、更新、削除がリアルタイムで反映されます。この機能は、トランザクションがコミットされると同時に変更を公開し、レイテンシーを削減しつつ、ワークロードへの運用負荷を最小限に抑えます。CESは、変更データキャプチャや変更追跡、カスタムポーリング、外部コネクタの必要性を排除し、データベース層で一度設定するだけで信頼性やリトライ、ログの調整をSQLが管理します。イベントはCloudEvents標準を使用した構造化JSONで発行され、単一のストリームが複数の消費者に拡散されてもSQL Managed Instanceへの負荷は増加しません。これにより、イベント駆動型のマイクロサービスの構築やリアルタイム分析、キャッシュや検索インデックスの同期、ストリーミングおよび分析プラットフォームへのデータの継続的な取り込みがアプリケーションコードを変更せずに可能になります。公開プレビューを試し、フィードバックを提供することが推奨されています。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558884
Title: Generally Available: Custom time zone support for pg_cron via cron.timezone in Azure Database for PostgreSQL
Date: 2026年03月25日
Products: Azure Database for PostgreSQL
- 何が更新されたか: Azure Database for PostgreSQLでcron.timezoneサーバーパラメータが変更可能になりました。
- 主な変更点や新機能: pg_cronのスケジュールジョブの評価時に使用するタイムゾーンを設定できるようになりました。
- 影響を受ける対象: タイムゾーンに基づいてジョブを実行する必要があるアプリケーション。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Azure Database for PostgreSQLにおいて、cron.timezoneサーバーパラメータを変更できるようになりました。このパラメータは、pg_cronがスケジュールされたジョブを評価する際に使用するタイムゾーンを制御します。これにより、サーバーのデフォルト設定に依存せず、希望するタイムゾーンに基づいてジョブを実行することが可能になります。このアップデートは、地域の営業時間や特定の運用タイムゾーンに合わせてジョブの実行を調整する必要があるアプリケーションに特に有用です。パラメータの更新はAzureポータル、Azure CLI、Azure Resource Manager、またはREST APIを通じて行うことができ、変更は新たにスケジュールされたpg_cronジョブに適用されます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558870
Title: Generally Available: PostgreSQL migration service supports compatible EDB workloads into Azure Database for PostgreSQL
Date: 2026年03月25日
Products: Azure Database for PostgreSQL
- 何が更新されたか: EDB PostgreSQL が Azure Database for PostgreSQL への移行元としてサポートされるようになった。
- 主な変更点や新機能: EDB Postgres Extended Server から Azure への移行が可能になり、ネイティブな PostgreSQL 互換性を維持しつつ、セキュアで信頼性の高いワークフローを提供。
- 影響を受ける対象: EDB PostgreSQL を使用しているユーザーや組織。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Azure Database for PostgreSQL への移行元として EDB PostgreSQL がサポートされるようになった背景には、ユーザーが既存の PostgreSQL 環境を Azure に統合しやすくする目的があります。このアップデートにより、EDB Postgres Extended Server から Azure への移行が可能となり、移行中のダウンタイムを最小限に抑えつつ、ネイティブな PostgreSQL 互換性を維持することができます。これにより、ユーザーはセキュアで信頼性の高いワークフローを活用して、データベースの移行と統合を行うことができます。特に注意すべき制限事項はありませんが、Azure Database for PostgreSQL との連携が強化されることで、よりスムーズな移行が期待されます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558865
Title: Generally Available: PostgreSQL migration service supports for Google AlloyDB into Azure Database for PostgreSQL
Date: 2026年03月25日
Products: Azure Database for PostgreSQL
• 何が更新されたか: Google AlloyDB が Azure Database for PostgreSQL への移行元としてサポートされるようになりました。
• 主な変更点や新機能: Google AlloyDB から Azure Database for PostgreSQL への移行が可能になり、ネイティブな PostgreSQL 互換性を維持しながら、セキュアで信頼性の高いワークフローを使用してダウンタイムを最小限に抑えた移行が実現されます。
• 影響を受ける対象: Google AlloyDB を使用しているユーザーで、Azure Database for PostgreSQL への移行を検討している組織。
• 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Azure Database for PostgreSQL への移行元として、Google AlloyDB のサポートが開始されました。このアップデートにより、Google AlloyDB から Azure Database for PostgreSQL への移行が可能となり、ユーザーはネイティブな PostgreSQL 互換性を維持しつつ、セキュアで信頼性の高いワークフローを通じてダウンタイムを最小限に抑えた移行を行うことができます。この機能は、Google AlloyDB を利用しているユーザーが、Azure のデータベースサービスに移行する際の選択肢を広げ、よりスムーズな移行プロセスを提供します。特に注意すべき制限事項はありません。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558851
Title: Generally Available: Online migration now uses the pgoutput plugin
Date: 2026年03月25日
Products: Azure Database for PostgreSQL
• 何が更新されたか: pgoutputを使用したオンライン移行の信頼性とパフォーマンスが向上しました。
• 主な変更点や新機能: PostgreSQLのネイティブな論理レプリケーションフレームワークと整合することで、エコシステムの互換性が向上しました。
• 影響を受ける対象: PostgreSQLを使用したデプロイメントを行うユーザー。
• 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
このアップデートは、pgoutputを活用することで、オンラインでの最小ダウンタイム移行の信頼性とパフォーマンスを向上させることを目的としています。PostgreSQLのネイティブな論理レプリケーションフレームワークと整合することで、最新のPostgreSQLデプロイメントとのエコシステム互換性が向上し、旧式のデコーディングメカニズムへの依存を減らします。これにより、PostgreSQLのバージョンが進化する中でも継続的な整合性が確保されます。このアップデートは、PostgreSQLを使用したシステムの移行やアップグレードを行う際に特に有用です。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558846
Title: Generally Available: Container network metrics filtering for AKS
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Kubernetes Service (AKS)
- 何が更新されたか: Azure Container Networking Servicesにおけるコンテナネットワークメトリックのフィルタリング機能が更新されました。
- 主な変更点や新機能: Kubernetesカスタムリソースを使用して、収集するコンテナレベルのネットワークメトリックを動的に制御できるようになりました。
- 影響を受ける対象: Azure Container Networking Servicesを利用する運用チーム。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
ネットワークの可観測性は大量のメトリックを生成するため、運用チームが重要なデータに集中することが難しくなります。Azure Container Networking Servicesにおけるコンテナネットワークメトリックのフィルタリング機能は、Kubernetesカスタムリソースを用いて、収集するメトリックを動的に制御することを可能にします。これにより、チームは監視のノイズを減らし、データ量を管理し、ダッシュボードを実用的なシグナルに集中させることができます。この機能は、関連するAzureサービスと連携し、運用の効率化を支援します。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557902
Title: Public Preview: AI Agent for container networking troubleshooting
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Kubernetes Service (AKS)
要約:
- 何が更新されたか: Kubernetes ネットワークのトラブルシューティングを支援するコンテナネットワーキングエージェントが導入されました。
- 主な変更点や新機能: 自然言語の問題記述を診断に変換し、安全な診断ワークフローを調整する軽量なウェブベースのインターフェースを提供します。
- 影響を受ける対象: Kubernetes を使用しているエンジニアや運用チーム。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Kubernetes のネットワーク問題のトラブルシューティングは、複数のツールに分散したログやメトリクスのために遅れることが多く、エンジニアはインシデント時に手動で信号を関連付ける必要がありました。これを解決するために、コンテナネットワーキングエージェントが導入され、自然言語での問題記述をライブクラスターのテレメトリーを使用して読み取り専用の診断に変換し、安全な診断ワークフローを調整します。このエージェントは、ネットワークの洞察を統合し、構造化された修正ガイダンスで調査結果を要約することで、調査時間を短縮し、トラブルシューティングの一貫性を向上させます。これにより、設定変更を行うことなく、効率的な問題解決が可能になります。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557887
Title: Public Preview: AKS managed GPU metrics in Azure Monitor
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Kubernetes Service (AKS)
- 何が更新されたか: AKS が GPU メトリクスを自動的に公開する機能を追加
- 主な変更点や新機能: NVIDIA GPU 対応ノードプールのパフォーマンスと利用状況データを Prometheus と Grafana に統合
- 影響を受ける対象: GPU バックのワークロードを運用するチーム
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
GPU バックのワークロードを運用するチームは、Kubernetes メトリクスと共に GPU の利用状況を統合的に把握することが難しいという課題がありました。今回のアップデートにより、AKS は NVIDIA GPU 対応ノードプールからのパフォーマンスと利用状況データを自動的に管理された Prometheus と Grafana 環境に公開します。これにより、GPU のテレメトリがクラスターメトリクスと同じ可観測性スタックに組み込まれ、手動でエクスポーターを設定することなく、容量計画や運用監視をサポートします。この機能は、GPU を活用したワークロードの効率的な管理と監視を可能にします。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557882
Title: Public Preview: Cross-cluster networking in Azure Kubernetes Fleet Manager
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Kubernetes Fleet Manager, Azure Kubernetes Service (AKS)
要約:
- 何が更新されたか: Azure Kubernetes Fleet ManagerにCross Cluster Networkingが追加されました。
- 主な変更点や新機能: マネージドCiliumクラスターメッシュによるマルチクラスターネットワーキングの簡素化と管理の集中化が実現されました。
- 影響を受ける対象: 複数のKubernetesクラスターでアプリケーションを運用する組織。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Azure Kubernetes Fleet Managerに新たに追加されたCross Cluster Networking機能は、複数のKubernetesクラスターを運用する際のパフォーマンスやサービス発見、可観測性の課題を解決することを目的としています。この機能により、マネージドCiliumクラスターメッシュを提供し、マルチクラスターネットワーキングの設定を簡素化し、管理を集中化します。これにより、AKSクラスター間での統一された接続性が実現し、クロスクラスターサービス発見のためのグローバルサービスレジストリが作成され、インテリジェントなルーティングがサポートされます。技術者にとっては、Ciliumメッシュの手動設定が不要となり、運用の負担が軽減され、マルチクラスター展開のスケーラビリティとレジリエンスが向上します。また、共有ネットワークメトリクスとフローログを通じて統一された可観測性が提供され、eBPFベースのネットワーキングにより効率的なパケット処理と遅延の削減が実現されます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557877
Title: Generally Available: Azure Container Storage v2.1.0 now with Elastic SAN integration and on demand installation
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Container Storage, Azure Kubernetes Service (AKS)
- 何が更新されたか: Azure Container Storage が Elastic SAN と統合されました。
- 主な変更点や新機能: Kubernetes クラスターが共有の容量とパフォーマンスのプールからストレージを消費できるようになりました。
- 影響を受ける対象: Kubernetes クラスターを使用するユーザー。
- 注意点があれば記載: 特になし。
詳細:
Azure Container Storage の Elastic SAN との統合は、コンテナ化されたワークロードがより高く一貫したストレージパフォーマンスを必要とする背景から行われました。この統合により、Kubernetes クラスターは共有の容量とパフォーマンスのプールからストレージを消費できるようになり、プロビジョニングが簡素化され、利用率が向上します。また、可変的なストレージ需要を持つワークロードをサポートするために、中央管理型のストレージモデルを提供します。この機能は、Azure の他のサービスと連携し、効率的なストレージ管理を実現します。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557912
Title: Generally Available: Container network logs in AKS
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Kubernetes Service (AKS)
- 何が更新されたか: Azure Kubernetes Service (AKS) におけるコンテナネットワークログが一般提供されました。
- 主な変更点や新機能: ネットワークフローの詳細なメタデータをキャプチャし、Azure Monitor での新しいネットワーク監視体験を提供します。
- 影響を受ける対象: Azure Kubernetes Service (AKS) を利用する技術者や運用担当者。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Kubernetes 環境でのネットワーク問題は、トラフィックフローの可視性が限られているため診断が難しいことがあります。Azure Kubernetes Service (AKS) のコンテナネットワークログが一般提供され、ネットワークフローに関する詳細なメタデータを提供することで、これらの問題を解決します。この機能は、IP、ポート、ネームスペース、ポッドやサービス名、フローの方向、ポリシーの判定結果などを含む詳細な情報をキャプチャし、HTTP、gRPC、Kafka などのプロトコルをサポートします。Azure Monitor の新しいネットワーク監視体験により、これらのデータは視覚化され、Azure Monitor や Grafana のダッシュボードを通じて簡単に利用できるようになります。これにより、技術者はトラブルシューティングを迅速化し、トラフィックパターンの洞察を深め、パケットロスや DNS 障害、接続エラーなどの問題の分析を簡素化できます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557892
Title: Generally Available: Azure Monitor Prometheus community recommended alerts for Azure Arc-enabled Kubernetes
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Monitor
• 何が更新されたか: Azure MonitorでAzure Arc対応Kubernetesクラスター向けのPrometheus推奨アラートがワンクリックで有効化可能になりました。
• 主な変更点や新機能: Prometheusコミュニティルールに基づいたアラートがクラスター、ノード、ポッドレベルで包括的にカバーされます。
• 影響を受ける対象: Azure Arc対応Kubernetesクラスターを使用しているユーザー。
• 注意点があれば記載: クラスターにAzure MonitorのPrometheus管理サービスが有効化されている必要があります。
詳細:
Azure Monitorは、Azure Arc対応Kubernetesクラスター向けに、Prometheus推奨アラートをAzureポータルでワンクリックで有効化できる機能を提供します。このアップデートにより、従来は手動でテンプレートをダウンロードしCLIでデプロイする必要があったアラートの設定が簡素化されました。これらのアラートは、クラスター、ノード、ポッドレベルでの包括的なカバレッジを提供し、クラスターの信頼性とパフォーマンスを向上させます。使用するには、クラスターにAzure MonitorのPrometheus管理サービスが有効化されている必要があります。この機能により、ユーザーは重要なクラスターの問題に対するタイムリーな通知を受け取り、トリアージとトラブルシューティングを迅速化できます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558825
Title: Public Preview: Application routing with meshless Istio in AKS
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Kubernetes Service (AKS)
要約:
- 何が更新されたか: ingress-nginxの非推奨に伴い、Kubernetesのオペレーター向けに新しい移行パスが提供されました。
- 主な変更点や新機能: Meshless Istioを使用したKubernetes Gateway APIによるイングレス管理が可能になりました。
- 影響を受ける対象: ingress-nginxを使用しているKubernetesオペレーターや開発チーム。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
ingress-nginxの非推奨により、Kubernetesオペレーターは複雑なサービスメッシュを使用せずにイングレスを管理するための標準に準拠した移行パスを必要としています。Application Routing with Meshless Istioは、サイドカーアーキテクチャを避けつつ、Kubernetes Gateway APIを利用したイングレス管理を可能にします。Microsoftは、既存のingress-nginxベースのアプリケーションルーティングのサポートを拡張し、オープンソースのingress2gatewayプロジェクトに貢献しています。これにより、チームはイングレス設定を段階的にモダン化し、運用の継続性を維持しながら、進化するKubernetes標準に適合することができます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557927
Title: Public Preview: Microsoft Azure Kubernetes Application Network
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Kubernetes Service (AKS)
- 何が更新されたか: Azure Kubernetes Application Network が導入されました。
- 主な変更点や新機能: アプリケーション層の抽象化とセキュリティ機能が追加されました。
- 影響を受ける対象: Kubernetes を使用する開発者や運用チーム。
- 注意点があれば記載: 特になし。
詳細:
Kubernetes 環境がリージョンやクラスターを超えて拡大する中で、IP ベースのネットワーキングは管理が難しく、アプリケーションレベルの可視性やセキュリティ制御が限られていました。Azure Kubernetes Application Network は、Kubernetes トラフィックに対するアプリケーション層の抽象化を導入し、ポッド間通信のための相互 TLS、アプリケーション認識の認可ポリシー、詳細なトラフィックテレメトリーを提供します。これにより、マルチリージョン接続が一度の設定で可能になり、フルサービスメッシュを展開・運用することなく、アイデンティティ認識のセキュリティを適用し、トラフィックの洞察を深めることができます。これにより、運用の負担を軽減しつつ、一貫性と監査可能性が向上します。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=557922
Title: Public Preview: Ingest OTLP data into Azure Monitor with the OpenTelemetry Collector
Date: 2026年03月24日
Products: Azure Monitor
• 何が更新されたか: Azure MonitorがOpenTelemetry Protocol (OTLP)信号のネイティブな取り込みをサポートしました。
• 主な変更点や新機能: OpenTelemetryで計測されたアプリケーションやプラットフォームからのテレメトリデータをAzure Monitorに直接送信できるようになりました。
• 影響を受ける対象: OpenTelemetryを使用している開発者やAzure Monitorを利用するユーザー。
• 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
Azure Monitorは、OpenTelemetry Protocol (OTLP)信号のネイティブな取り込みをサポートするようになり、OpenTelemetryで計測されたアプリケーションやプラットフォームから直接テレメトリデータを送信できるようになりました。この機能により、OpenTelemetry Collectorを設定して、Microsoft Entraを使用した認証を通じて、OTLPメトリクス、ログ、トレースをAzure Monitorのクラウド取り込みエンドポイントに直接送信できます。OTLPデータの取り込みは、Application Insightsを使用するか、必要なデータ収集エンドポイント、ルール、ワークスペースを手動で作成することで有効にできます。Application Insightsを使用する方法は、リソースの自動作成と組み込みのアプリケーションパフォーマンス管理機能を含むため、ほとんどのシナリオで推奨されます。取り込まれたOTLPメトリクスはAzure Monitor Workspacesに保存され、Prometheusクエリ言語(PromQL)でクエリやアラートを設定できます。OTLPログとトレースは、新しいOpenTelemetryテーブルとセマンティクスを使用してLog Analyticsワークスペースに保存されます。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=559273
Title: Public Preview: Azure SQL updates for mid-March 2026
Date: 2026年03月20日
Products: Azure SQL Database, Azure SQL Managed Instance
要約:
- 何が更新されたか: Azure SQL においてストレージ、I/O、メモリの消費削減とパフォーマンス向上が行われました。
- 主な変更点や新機能: ソフトデリート保持設定、Hyperscale Premiumシリーズの拡張、DiskANNのベクトルインデックス改善が含まれます。
- 影響を受ける対象: Azure SQL を利用するユーザー全般。
- 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
2026年3月中旬に、Azure SQLに対していくつかの重要なアップデートと機能強化が行われました。これにより、ストレージ、I/O、メモリの消費を削減し、インデックスメンテナンスに時間をかけずにパフォーマンスを向上させることが可能になりました。また、Azure SQL Serverにおけるソフトデリート保持設定が追加され、誤削除を防ぎ、削除された場合でも自己復元が可能になりました。さらに、Azure SQL Database Hyperscale Premiumシリーズでは、160および192 vCoreオプションが追加され、スケーラビリティが拡張されました。これにより、最も要求の厳しいワークロードに対して、より大規模なコンピュートとメモリ構成が可能になります。DiskANNのベクトルインデックスとベクトル検索も大幅に改善され、リアルタイム更新、統合されたフィルタリング、スケールでのメモリ効率の向上が実現されました。これらの進歩は、運用上の生成強化型検索(RAG)ワークロードに適しています。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558116
Title: Retirement: Azure SQL Elastic query - Shard_Map_Manager mode
Date: 2026年03月20日
Products: Azure SQL Database
• 何が更新されたか: Elastic query using Shard_Map_Manager external data source typeのサポート終了
• 主な変更点や新機能: Shard_Map_ManagerモードのElastic queryがサポート終了となる
• 影響を受ける対象: Shard_Map_Managerモードを使用している既存のワークロード
• 注意点があれば記載: 特になし
詳細:
2027年3月31日をもって、Elastic queryのShard_Map_Manager外部データソースタイプのサポートが終了します。これにより、現在このモードを使用している既存のワークロードは引き続き稼働可能ですが、Microsoftからの更新やサポートは受けられなくなります。この変更は、Azure SQL Elastic queryのShard_Map_Managerモードを利用しているユーザーに影響を与えますが、特に新しい機能や制限事項はありません。ユーザーは今後のサポートを受けるために、他のモードへの移行を検討する必要があります。
URL: https://azure.microsoft.com/updates?id=558086
Title: Retirement: Azure Sphere will be retired on July 31, 2031
Date: 2026年03月20日
Products: Azure Sphere
要約:
- 何が更新されたか: Azure Sphere サービスが2031年7月31日に終了します。
- 主な変更点や新機能: Azure Sphereのサポートが終了し、セキュリティ更新やDAA証明書の発行が停止されます。
- 影響を受ける対象: Azure Sphereを利用している全ての顧客。
- 注意点があれば記載: MT3620コンポーネントの追加在庫が必要な場合は、2026年7月31日までにAvnetを通じてライセンス更新と購入意図を表明する必要があります。
詳細:
Azure Sphereサービスは、2031年7月31日に終了し、顧客アプリケーション、OS、バグ、セキュリティ更新、およびDAA証明書の発行が停止されます。この決定は、IoTの進化に伴い、より柔軟でスケーラブルな次世代のソリューションを提供するためです。Azure Sphereは、カスタムハードウェア、セキュアなLinuxベースのOS、クラウドベースのセキュリティサービスを組み合わせて、マイクロコントローラーのセキュリティを向上させましたが、現在では多くのシリコンベンダーからセキュアなマイクロコントローラーが提供されています。顧客は、MT3620シリコンの代替を検討し、PSA/SESIP Level 3+などの認証を受けたシリコンをガイドラインとして使用することが推奨されます。追加の在庫が必要な場合は、2026年7月31日までにAvnetを通じてライセンス更新と購入意図を表明する必要があります。質問がある場合は、Microsoftのアカウントチームまたはサポートに連絡してください。