2章 デプロイの事前準備

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デプロイの事前準備

このハンズオンは一般的なツールが事前にインストール済みである Azure Cloud Shell からのセットアップする方法を記載します。
2023 年 8 月には azd も Azure Cloud Shell に事前にインストールされるようになる可能性もありますが、2023 年 7 月時点では事前にインストールされていないので、こちらの手順は azd を使わないものとします。

環境変数設定

以下のように環境変数を設定します。

# 作業用フォルダを指定
$ENV:WD = "work-dir" 
# 使用するサブスクリプションを設定
$ENV:SUB = "your-subscription-id" 
# 作業者のユーザー ObjectId
$ENV:USER_ID = "your-user-id" 
# 作業者の PrincipalId を取得
$Env:AZURE_PRINCIPAL_ID = az ad user show --id $ENV:USER_ID -o tsv --query id 

# リソースの作成リージョンを設定
$ENV:LOC = "japaneast" 
# The deployment name. XXX は作業者毎にユニークな文字列に変更してください。
$ENV:DEP_NAME = "deployment-name-XXX" 
# XXX は作業者毎にユニークな文字列に変更してください。リソースグループ名の Suffix (rg-$ENV:AZURE_ENV_NAME になる) 
$ENV:AZURE_ENV_NAME = "aoai-demo-XXX"

補足: YOUR-USER-ID の取得方法例: Azure Portal -> Azure AD -> Users -> 自分の名前で検索 -> Object ID をコピーしてください。

補足: 次のステップでデプロイ成功するとこちらのコマンドで処理結果を確認できます。 az deployment sub show -n $ENV:DEP_NAME

権限確認

実行するユーザの AAD アカウントは、Microsoft.Authorization/roleAssignments/write 権限を持っている必要があります。この権限は ユーザーアクセス管理者 もしくは 所有者が保持しています。

# ロール割り当ての確認  
az role assignment list --assignee $ENV:USER_ID --subscription $ENV:SUB --output table

コードの取得

Github リポジトリは、こちらからアクセスできます。

# 作業用フォルダを作成
mkdir ~/$ENV:WD/
# 作業用フォルダに移動
cd ~/$ENV:WD/
# GitHub からハンズオン用リソースを取得
git clone https://github.com/dev-lab-io/aoai-handson-src.git