タスク1 - ローカル環境でのプロジェクトの実行

演習 1 では事前準備でローカル環境にクローンした 2 つのプロジェクトから Visual Studio Code 拡張の機能を使用してローカル環境、もしくは Azure Container Repository に直接 Docker イメージを生成し、それを Azure Container Apps にそれぞれデプロイして動作を確認します。

この演習を行うことで、一般的な Web アプリケーションからの Docker イメージの生成と、生成したイメージの Azure Container Repository への push 方法、Azure Container Apps へのデプロイ方法を学ぶことができます。

タスク 1

事前準備でローカル環境にクローンした 2 つのプロジェクト containerapps-albumapi-javascriptcontainerapps-albumui がそれぞれシンプルな Node.js アプリケーションとして正しく起動し、連携して正しく動作するかを確認します。

手順は以下の通りです。

手順

  1. プロジェクト containerapps-albumapi-javascriptcontainerapps-albumui について、それぞれのディレクトリを個別のターミナル画面で開きます

  2. containerapps-albumapi-javascript のターミナル画面で以下のコマンドを実行します

     npm start
    
  3. Web ブラウザーから以下の URL にアクセスし、

     http://localhost:3500
    

    以下のメッセージが返ることを確認します

     {"message":"Call the /albums route to retrieve a list of albums"}
    
  4. containerapps-albumui のターミナル画面で、プロジェクトを実行する前に Web API の URL を格納する環境変数 API_BASE_URL に現在ローカル環境でホストされている containerapps-albumapi-javascript のエンドポイントを設定します。コマンドは以下のとおりです。

    • Power Shell を使用している場合

      設定

        $env:API_BASE_URL = "http://localhost:3500"
      

      設定された内容の表示

        echo $env:API_BASE_URL
      


    • Bash を使用している場合

      操作手順

      設定

        export API_BASE_URL=http://localhost:3500
      

      設定された内容の表示

        echo $API_BASE_URL
      
  5. containerapps-albumui のターミナル画面で以下のコマンドを実行します。

     npm start
    
  6. Web ブラウザーから以下の URL にアクセスし、エラーのないアプリケーションの画面が表示されればプロジェクトの準備は完了です。

     http://localhost:3000
    

    Tips: 各ターミナル画面でキーボートの Ctrl + C をサービスを終了します。