Visual Studio Code (VS Code) のインストール

VS Code を WSL 拡張機能と併用することで、WSL をフルカスタマイズできる開発環境として VS Code から直接使用できます。

以下の手順に従って、Windows に VS Code をインストールし、拡張機能を追加します。

  1. 以下のことを便利に行えます。
  2. VS Code と拡張機能をインストール

    • VS Code のインストール ページからインストーラーを選択し、Windows にインストールします。
      • インストール中に [PATH への追加] オプションをオンにします。
      操作画面イメージ

    • Japanese Language Pack for Visual Studio Code をインストールします。
      操作画面イメージ

      注意: この画像は旧版の撮影で、英語 UI や古いバージョンの画面です。

    • Remote Development 拡張機能パック をインストールします。
      • この拡張機能パックには、WSL、Dev Containers、Remote - SSH 拡張機能が含まれています。

        No 拡張機能名 機能
        1 WSL 拡張機能 VS Code で WSL 上の Linux プロジェクトを開くことができます。(パスの問題、バイナリの互換性、またはその他の OS 間の課題について心配する必要はありません)
        2 Dev Containers 拡張機能 コンテナー内のプロジェクト フォルダーやリポジトリを開くことができます。これにより、VS Code のすべての機能セットを利用して、コンテナー内で開発作業を行うことができます。
        3 Remote - SSH 拡張機能 SSH でリモート マシンに接続し、そのマシン上で VS Code を使用して開発作業を行うことができます。
      操作画面イメージ

    重要: WSL 拡張機能をインストールするには、VS Code のバージョン 1.35 以降が必要です。オートコンプリート、デバッグ、リンティングなどのサポートが失われるため、WSL 拡張機能なしで WSL を使用することはお勧めしません。

  3. wslc を Dev Containers のドライバーとして使用する

    GA リリースにより、wslc を VS Code の Dev Containers の既定ドライバーとして使用できるようになりました。公式ブログでは次のように案内されています。

    “VS Code dev container support: Use wslc as your default driver for creating and interacting with VS Code dev containers”

    これにより、Docker Engine や Docker Desktop を導入していなくても、VS Code の Dev Containers 機能をそのまま利用できます。

    設定手順

    1. Dev Containers 拡張機能を最新版に更新します。wslc に対応していない古いバージョン (例: 0.417.0) では、以下の設定をしても動作しません (0.469.0 で動作を確認しています)。[拡張機能] ビューで Dev Containers を選択し、更新が表示されていれば更新してください。
    2. 設定 (Ctrl + ,) を開き、dev.containers.dockerPath を検索して、値を wslc に変更します。設定画面の説明文は「Docker (または Podman または WSLc) 実行可能ファイルの名前またはパス。」です。

      操作画面イメージ

    注意: この設定を行わないと、次のステップで「コンテナーで再度開く」を実行したときに「開発コンテナーでは、Docker を実行する必要があります。WSL に Docker をインストールしますか?」と表示されます。

    注意: wslc ドライバーは、VS Code を Windows 側 (ローカル) で開いているときに使用します。WSL のウィンドウ ([WSL: Ubuntu-26.04]) では Dev Containers の CLI が WSL の中で実行されるため、wslc が見つからず動作しません。そのため次のステップでは、プロジェクトを Windows 側のフォルダーに置いて開きます。

    INFO: あわせて VS Code container extension も wslc をサポートしています。コンテナーの管理を GUI で行いたい場合に便利です。

  4. VS Code で WSL プロジェクトを開く

    WSL ディストリビューション内のプロジェクトを開くには、次のいずれかの方法を使用します。

    • コマンドラインから

      お使いの WSL ディストリビューションからプロジェクトを開くには、そのディストリビューションのコマンド ラインを開いて、「code .」と入力します。

      Open WSL project with VS Code remote server

    • VS Code から

      VS Code でショートカット CTRL+SHIFT+P を使用してコマンド パレットを起動することで、より多くの VS Code の WSL オプションにアクセスすることもできます。その後「WSL」と入力すると、利用できるオプションの一覧が表示されます。

      VS Code's command palette

    WSL に接続すると、VS Code の左下隅のリモート インジケーターに WSL: Ubuntu-26.04 と表示されます。

    VS Code の WSL リモート インジケーター

  5. VS Code WSL 内の拡張機能

    WSL 拡張機能によって、VS Code が “クライアントサーバー” アーキテクチャに分割され、クライアント (ユーザー インターフェイス) はご利用の Windows コンピューター上で実行され、サーバー (ご利用のコード、Git、プラグインなど) は WSL ディストリビューション内で “リモート” で実行されます。

    WSL 拡張機能の実行中に [拡張機能] タブで、ローカルと WSL の拡張機能を確認できます。ローカル拡張機能 (例えば、テーマ) は一度のインストールで済みますが、Python 拡張機能など一部の拡張機能は各 WSL ディストリビューションに個別にインストールする必要があります。未インストールの拡張機能には警告アイコン ⚠ と [WSL でインストール] ボタンが表示されます。

    VS Code with WSL extensions vs local extensions

    注意: この画像は旧版の撮影で、WSL: UBUNTU-22.04 と表示されています。本ハンズオンでは Ubuntu-26.04 と読み替えてください。

    詳細は VS Code ドキュメントを参照してください。